チーム名「Infinity0」
インタビュー選手:風見 雅子さん(以下 風見、敬称略)

記者:試合をしてみていかがでしたか?

風見:とても楽しかったです!今の時代にこんなにワクワクして感動するゲームがあるのかと思いました。

記者:知のワールドカップに興味を思われたきっかけや背景を教えて下さい

風見:知のワールドカップの試合があると聞いたときに、すぐに面白そうだなと思って参加しました。

記者:知のワールドカップの試合に出場することになり、どのような思いで取り組まれましたか?

風見:初めての試合で、それなりに自信もあったのにも関わらず初戦敗退し、しかも完敗してしまいました。
その時は、自分の中にある「勝たないと意味がない」という思いが強くなり、勝ち負けに囚われ、
試合自体を全く楽しめませんでした。

そして「試合で負けたら殺される」くらいの強迫観念で
絶対に勝たないと生きていけないくらいの恐怖から、呼吸困難が起こるほど苦しみました。
そんな自分自身の観点に向き合い、試合の勝敗に関係なく純粋に楽しめるようになることを
目標として取り組みながら、練習試合を重ね、多くの仲間と取り組んでいきました。

すると、その取り組みの中で、次第に勝敗にこだわっていた気持ちが落ち着き、楽しめるようになったのです。
これは、練習に取り組むうちに、対戦する敵と思っていた認識が、
一緒に知のワールドカップに取り組んでいる仲間という認識へと変化したことが大きかったです。

知のワールドカップを通して、この体験ができたことが、私自身にとって大きな収穫でした。
この認識の変化には、知のワールドカップのゲームの創案者 Noh 先生の開発したnTechの教育がとても大きく関係しています。
nTech によって、人を自分とは違う存在として認識するのではなく、共通土台を認識することができるので、
安心して、受容できる、受容してもらえる環境がありました。

そのように、何を言っても大丈夫な安心な環境があったので、私自身にある不安や恐怖の気持ちを
共有し克服することができたと思います。

今回の試合に臨むために、同じチームメンバーとどんな主義主張、論理展開を通じて、
相手を攻撃するか、相手の50文字のウィークポイントは、どこなのかを沢山ディスカッションし検証を重ねました。
ディスカッションによって、チームの強みを理解したり、相手の強み、
弱みを見つけていくことを通して互いの 50 文字を高めていくゲームである
知のワールドカップの魅力を実感するようになりました。

このゲームの練習や試合をしながら、人間機能がバージョンアップしていることを
体感できる最高なゲームだと改めて、実感できました。
それは、ゲームを通して日常生活においても、完璧主義が強く、未熟であってはいけない、
落ち度があってはいけない、負けがあってはいけないと、必要以上に力が入っていましたが、
失敗を恐れずに、今の自分でも、やってみようと軽い気持ちで行動が出来るようになる
という変化が起きたことが、大きかったと思います。

記者:知のワールドカップは、どんなゲームですか?

風見:遊びながら、囚われなくなり、心の自由度が拡張していくゲームです。
日常の状況設定では、なかなか突破出来なかった限界を突破できたことも、知のワールドカップのおかげです。
今までの日本人は、自分も含め、自分の弱い部分、苦しい部分と向き合いながら、耐え忍んできたと思います。
令和の時代は、楽しくゲームしながら、遊びながら、超えていく、そんなタイミングにきています。
知のワールドカップはそんな場を提供していくことで、新しいゲーム産業に発展していくと思います。
先ずは皆さまと、一緒にゲーム出来る日をお待ちしています!

【記者の感想】
知のワールドカップの試合を通して、自分の思い方の癖と向き合い、限界突破できること、
また、日常生活も大きく変化させ、人間力をアップグレードできる、
魅力を持っているゲームだと感じました。 ありがとうございました。

~編集後記~
小さいころから、言いたいことが言えず、自分の思ったことを表現できない子どもだったので、大人になってからも自分の気持ちを知りたいけど、わからないことに悩んできました。

そんな時、知のワールドカップの試合を観戦し、衝撃をうけました。
自分達の主義主張をシャープに表現できる代表選手の姿がとても印象的で、
自分の理想を体現しているのが知のワールドカップのゲームだと感じました。

試合をその場で理解するには、難しい内容もありますが、
両チームの攻防戦にワクワクし、心が踊る躍動感を感じました。
これからの時代をどのように創って行くのか、両チームが50文字として掲げている、
主義主張がとても素晴らしいのです。

例えば、希望ではなく、究極の絶望をマスターすることが大事であるという意見は非常に衝撃的です。
また、「真の女性性」というキーワードや、タリバンといった時事問題も取り上げていて、
女性が安心、安全で過ごせることを重要視する点も素晴らしいと感じました。
そして、観点の問題をクリアした共同体が全世界に広がることで、尊厳文明ができるというメッセージには、
希望が湧いて来ました。まだまだ、語りつくせないほどありますが、
知のワールドカップは、今までの日本文化の象徴である、自分の主義主張ができない問題を
クリアにすることのできるゲームです。
論理と実践行動を強化することで、これからの日本社会に希望を与えることができるゲーム、
知のワールドカップをぜひ体験してみてください。